こんにちは。西田工業代表の西田です。

当社についてより理解を深めていただいけるよう、2022年新たな取り組みとしてブログを綴ることにいたしました。初投稿になります今回は、社是・企業理念・企業ビジョンについてお話ししたいと思います。西田工業は、社是「心すなおに」、企業理念「心すなおに〜全ての人のため 地域のため 未来のために〜」、ビジョン「シンカ発展」の考え方から成り立つ会社でございます。今では社内で浸透している、社是・企業理念・企業ビジョンですが、私が代表取締役社長に就任した2018年時点では、企業理念と企業ビジョンがありませんでした。正直、企業理念や企業ビジョンが必要なのか?創業から110年、創業世代を知る先輩社員には、引継がれたDNAと上位概念である社是があるだけで十分であり、企業理念・企業ビジョンに必要性を感じていなかったのだと思います。

ただ社長就任時に、「挑戦と変革」をテーマに掲げた私としては、世代も違いますし、企業発展のためには現状維持という守る姿勢ではなく、社員一人一人が目指すべき指針やゴールの見える化が必要だと考えました。そこで企業理念には、「心すなおに」の社是に加えて、“全ての人のため 地域のため 未来のために”という目的を言語化し、思いをより明確にしました。そして経営理念体現に向けて3つの「シンカ発展」をビジョンとして策定しました。

1つ目は「深化発展」深く考え行動に移す。
2つ目は「進化発展」変化し前進し続ける。
3つ目は「真価発展」真の価値ある会社に。

1つ目の深化発展と2つ目の進化発展は類似した意味合いがありますが、行動に移すことと前進し続けるということには大きな違いがあると考えております。行動の源は思考です。だからまずは深く考え行動する。行動を起こしてこそその先に変化が起こります。その変化に応じながらも前へ前へと歩みを進み続けていく。そのような思いを持っています。ただ正直なところ、全ての行動や挑戦がうまくいくはずなんてありませんし、多くの失敗もあるだろうと考えます。しかし、捉え方次第でそれはかけがえのない経験となるのです。その経験があってこそ成功へと実を結び前進を果たすものです。行動の数だけ真の価値ある会社へ近づけるものだと考えております。それが3つ目の真価発展です。

企業理念と企業ビジョンを策定した当初は、変化に戸惑う様子も見受けられましたが、策定から4年経った現在では、会議中の議論や決断をくだすシーンにおいて「シンカ発展」を遂げるには、“どうすべきか”と判断軸になるキーワードとなりました。このことから企業理念・企業ビジョンを策定して良かったと心から思っております。

話は脱線してしまいますが、もし就職活動においてご自身の進むべき道に迷いが出てしまうようでしたら、「自分理念」や「目指すべき姿」を描くことをオススメいたします。目指す姿・あるべき姿が見えることによって(社是・企業理念)、とるべき行動・指針(ビジョン)が明確になってきます。はじめからかっちり決めきる必要はありません。まずは抽象的なご自身の未来を描いてみてください。

さいごに。
西田工業の社是・企業理念・企業ビジョンはすべてが連結と循環によって成り立っております。一人一人の成長や自己実現にとっても欠かせないものだと感じております。西田工業のような地域建設業は、町医者と例えられることが多々ありますが、福知山の健康を守り、地域の魅力の発掘・魅力をつくりだす欠かせないスーパードクターを目指してまいります。これからもブログにて西田工業について発信いたしますので、ご拝読いただけると嬉しいです。この度は最後までご拝読いただきありがとうございました。

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