西田工業が発足したのは今から113年前の1909年。私の曽祖父である西田種蔵が創業した会社です。曽祖父は、神戸市北区道場町で土木建設業を営む兄の手伝いをしていましたが、独立心が強く、福知山に飛び出し創業に至りました。創業時は下請けから始まり、実績を重ねる過程で元請けのできる独立志向の会社になりました。土木や建築は当然ながら大勢が関与する一つひとつが大きなプロジェクトです。そこで、お客様をはじめとした関係者との「素直な」対話を通じ、ベストを尽くし技術者たちの「心にすなおに」誠実で着実な施工で信頼を構築する姿勢は社是である「心すなおに」にもそのまま表れています。国鉄の土木営繕・建築営繕の仕事を通じて、福知山に根付いた会社となり、福知山の官庁発注工事には、「西田工業」と頼っていただける企業に成長を遂げたのです。現在では地元企業優先発注が官庁の方針にあるため、福知山は官庁工事、大阪など出先では民間建築を主体に、ルーツの地である神戸三田には営業所を置いてリスクヘッジを行なっています。また、土木の景気が悪いときには建築に、逆に建築が悪いときには土木に力を入れることで、安定性の高い財務体質を実現し、事業発展のバランスをとってまいりました。
2021.12.27
代表西田の生い立ち
会社創業の経緯 西田工業は、私の曽祖父である西田種蔵が1909年(明治42年)に創業した会社です。もともと曽祖父は、神戸市北区道場町で土木建設業を営む兄の手伝いをしていましたが、独立心が強く、福知山に飛び出し創業に至ったと聞いております。福知山に来た理由としては、おそらく、国鉄の仕事があったので、...